カードソートで自己分析(1)リアセックカードソートとCDAのバリューカードとの比較

「簡単に自己分析できるカードがあるよ」と大学でキャリアカウンセラーをしている知人から教えてもらい、リアセックカードソートを購入してみました。

リアセックカードソートは、就職活動や転職活動に役立てる、簡単な自己分析カードです。

リアセックはリクルート系の会社で、GCD-Japanキャリアカウンセラーの皆さんは、このカードを持っているそう。私はCDAなので知りませんでした。

ワクワクしながら早速使ってみることに。

カードソートとは?

キャリアカウンセリングで使われるツールの一つ。

クライエントが自分自身の興味、関心、価値観などを理解して、仕事やキャリアに活かすためのもの。

また、キャリアカウンセラーがクライエントの価値観(仕事観)などを理解するための、あくまで補助的な役割として使います。

カードソートの一般的な使い方

  1. クライエントは、価値観の書かれた複数枚のカードを大切に思うものから順に並べていく。キャリアカウンセラーは、クライエントの表情やしぐさ、かかった時間なども含めて黙って見ておく。
  2. カウンセラーは、クライエントが並べながら考えていたこと、なぜその順序にしたのかなどについて質問しながら、クライエントとともに価値観に対する理解を深めていく。

リアセックカードソートの特徴

「働く目的」39枚「自分の強み」40枚「人生の価値観」36枚の3部構成。

ネットで購入できます。説明書付き。

  • デザインがかわいい。ポップでカラフル♪
  • カードに書かれた価値観が完結に書かれているのでわかりやすい。
  • 瞬時に判断しやすく、短時間でゲーム感覚でできる。

CDAのバリューカード(カードソート)の特徴

CDAの通学講座で配られて実習を行います。販売はしていないかも。15枚のカードで構成されている。1枚に大項目1つ、小項目4つかかれている。

<カード例>Value1 他者への影響力(・他人を元気づける・支援する・親切心と気遣いを示す・積極的な影響を与える。)

  • デザインはいたってシンプル。
  • 漠然とした価値観が1枚に複数書かれており、判断に迷い時間がかかる。
  • 判断に迷う分、その価値観を選んだ根拠や背景を深く考えられる。

カードソートはキャリアカウンセリングで効果倍増♪

リアセックカードソートは、説明書の言い回しや単純化した価値観の言葉などから、学生や若年者を対象に作られていると言って良いかなと思います。

エントリーシートの記入や面接などにすぐに役立てそうです。

CDAのバリューカードは価値観の書き方が奥深く、社会人向けだと感じました。

どちらを使うにせよ、カードを仕分けるだけでなく、そのカード(価値観)を選んだ理由や意味、根拠やその背景などを他者(キャリアカウンセラー)に語ることで、自己理解がより進むと思います。

どんなに立派な自己分析ツールも「やりっぱなし」は本当にもったいない・・・

自分が大切にしていることは何かをはっきりさせることで、仕事選びや現職での自分の方向性の再確認に使ってください♪

追伸:キャリアカウンセリングで使用するカードソートをこれ以外にご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてくださいm(_ _)m

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