悩みを人に相談できない理由
「誰でも気軽にキャリア相談をしてほしい」と常々思っていますが、人に相談するという行為は、ハードルが高いな~と日々感じています。
そこで、なぜ相談できないのかを考えてみました。
- 身近な人に自分の悩みを知られたくない。
- 話した相手に軽蔑されたり、笑われたりするのではないかと心配。恥ずかしい。
- 自分のことは自分で解決したい。人に頼りたくない。(←私はこの気持ちが強いようです。)
- そもそも、相談できるような家族、友人、知人がいない。
- ・・・
人に相談することの意味
最大のメリットは、この二つだと思います。
- 自分の悩みを他人に話す(言葉にして口に出す)ことで、自分自身を客観的にみられる。
- 気持ちを外に吐き出すことで、気持ちがスッキリする。
とはいえ、相談相手が自分にどうかかわってくれるかによって、満足度が変わってきますよね。
相談=アドバイスとは限らない
人に相談する時、どんなことを期待しますか?
- 答えをもらう
- アドバイスをもらう
- 誘導してもらう
- ただただ聴いてもらう
- 背中を押してもらう
- ・・・
ただ黙って話を聴いてほしかっただけなのに、いろいろ意見やアドバイスをされてガッカリ・・・よくある話です。
勇気を振り絞って相談した後に、「こんなことなら相談するんじゃなかった」なんて思いたくないですよね。
友人、知人、家族、先生、各種相談窓口等々、相談先はいろいろ。自分が相手に何を期待するかによって、相談先をよく選ぶことも大切です。
一人で悩みに向き合う方法
人に相談できないけど、「自分を客観視したい」「自分の気持ちを吐き出したい」という時に試してみてほしい方法です。
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悩みについて、書き出す(文字にする)。
「何に悩んでいるのか」「なぜ悩んでいるのか」や「どう思ってるのか」など、自分の気持ち、考えを思いつくままに書き出してみましょう。それを読み返すことで、自分を客観視できます。今まで気づかなかった自分の考え方や価値観をはっきりと認識することもあるでしょう。 -
じっくり一人で考える時間と場所を持つ。
お気に入りのノートとペンを持って、好きなカフェや公園に出かけましょう。自分のお部屋でももちろんOK。ちなみに、私は京都に住んでいるので、鴨川沿いの芝生やお寺など、一人で物思いにふけるには持って来いのスポットがたくさんあり、重宝しています^^
インターネット上にはたくさんの情報があり、自分の悩みに近いものを探したり、質問して回答を得ることもできる時代です。
だからこそ、情報をうまく活用しながら、自分らしく生きる方法を見つけていけるといいですね!