Q:あなたは、どんな風に(あなたの何を)人に褒められるとうれしいですか?
A:「○○さんのおかげよ。ありがとう」「○○さんがいてくれて良かった」「○○さん、がんばってるね」と褒められる。
B:明確な理由をつけて、具体的な箇所(自分が評価されるべきと思ったところ)を褒められる。
どう判断して結論を導くタイプ?
A:感情型(Feeling)
- 対象と同じところに立って、当事者として物事をとらえ、自分の価値観と照らし合わせて結論を導き出すタイプ。
- まわりの気持ちやまわりとの一体感が大切。
- 結果が人々にどのような影響を与えるかが気になる。
B:思考型(Thinking)
- 対象から距離を置いて、因果関係を分析したり、論理的に考えて結論を導き出すタイプ。
- フローチャートのように物事を考える。
- 前提や目的、原因や結果から考える。
「感覚」(S)か「直感」(N)で情報を集めて、それをどう判断して結論を導き出すか。
これが「思考」(T)か「感情」(F)。MBTIの4つ目の指標です。
選び方は、「どちらが自分にとって心地よいか。エネルギーが得られるか。」で考えてください。
くれぐれも、「普段こうしているから」という理由で選ばないように。
私は完全に「感情」(F)です。
ただ、仕事では論理的に進めないとうまくいかないことが多いので、「役割性格」として鍛えられて「思考」(T)も使えるようになっています。
でも、超疲れる・・・。
それはやっぱり「利き手」でないからでしょうね。
「利き手」を考えるときに大切なこと
-
どちらが自分にとって自然か、心地よいか、エネルギーをチャージできるか?(これが利き手)
-
「役割」(管理職、男女、父母など)によって後から身に着けたものでないかどうか?(これは利き手ではない)
職場の人間関係に活かそう
「思考」(T)か「感情」(F)かは、判断しやすいと思います。
また、上司、先輩、同僚、後輩、部下など、ある程度話したことのある相手だったら、なんとなく検討がつくでしょう。
「褒められて伸びるタイプ」と「ダメ出しされて伸びるタイプ」がいると言いますよね。
これは大体「思考」か「感情」に当てはまるといえるかもしれません。たとえば、
A:感情(F)タイプは・・・
指摘されると指摘された部分だけではなく、自分自身を否定されたように感じます。
注意する場合は、「○○さん、ありがとう、いつもがんばってるね」などの褒めコトバと一緒に「ちょっとここが●●だから▲▲してほしい」などやわらかく言うと良いでしょう。
私は家事で「あ、ここ汚れてるわ」とかちょっと言われただけで「私は妻失格・・・」みたいにへこむことがあります(笑)。でもすぐに忘れますけど^^
B:思考型(T)タイプは・・・
指摘されたほうが伸びるタイプです。
その場合、具体的に論理的に、理由を明確にする必要があります。
「感情」(F)の人のように褒められても、ちっともうれしくありません。
じっくり相手を見て、どんなタイプかを見極めて接すると、職場の人間関係がちょっと良い方向に向かっていきそうですね。
MBTIを受けてみよう
MBTIのベーシックな部分を4回に渡り、簡単にお伝えしてきました。
自分を知るためのヒントとして活用していただけるとうれしいです。
MBTIは、アメリカではポピュラーで、「あなたは何型?」と聞かれたら、血液型ではなく、MBTIのタイプなんだそうですよ。
もし興味をもたれた方は、実際に受けてみることをオススメします♪
MBTIは本来、ペーパーテストと認定ユーザー(有資格者)の面談をセットで受けるものです。
時間とお金はかかりますが、自分を知るのに本当に役立つと感じています。
しかし!今、ネット上に簡単にできるテストが蔓延していますが、これは全て「なんちゃって」ですので要注意!
ただ単に「そっかあ。自分はこういうタイプなんだあ。」で終わっては意味がありません。
意識しながら生活したり、就職活動や職場、家庭の人間関係などで実際に使ってみると良いと思います。
そういう私も、こうして人に伝えたり、自分がどう感じたのかを振り返ってみたりしながら、理解を深めようとしている最中。
自分らしい生き方に、一歩ずつ近づいているような気がします♪