自分の人生は、自分でクリエイトしよう

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Q:何を基準に志望高校を決めたか覚えていますか?

 
自分自身でする、初めての大きな人生の選択といえば、高校を決める15歳のとき。
何を基準に決めたか、覚えていますか?
 
私は「新しい環境で、新しい人間関係で、新しい体験をしたい」というワクワク感から、今までに私のいた中学校からは誰も受験した人がいない高校を選択しました。
ここから自分の人生を自分で造り始めたと言えると思います。
 
その後、進学、留学、就職など、環境などによる制限はあったにせよ、自分でその都度選んできたはずですよね。
一つ一つ、どんな思いで選択したかを思い出してみると、自分がどんな風に自分の人生を造り上げてきたのかが少し見えてくるかもしれません。
 

どんな思いで選択したかを振り返ってみよう

 
「する」と決めたときだけでなく、「しない」と決めたときのことも思い出してみましょう。
また、希望通りにいかなかったときの選択についても、どんな思いで別の選択をしたかを思い出しましょう。
 
  • 進学(高校・大学・短大・専門学校など)
  • 留学
  • 就職(新卒)
  • 転職
  • 結婚
  • 出産
  • ・・・

誰もが人生のクリエイター

雇用が不安定なために起こる問題だとか、働く女性の環境がまだまだ整っていないとか、納得のいかないことも多い世の中ですが、正直なところ、自分が日本社会の制度や風土を変えることはできません。
でも、だからこそ、今あるルールの中で、自分らしく生きる方法を見つけて、人生の選択肢を自分らしく選んでいく方が、楽しい人生を送れるんじゃないかなと思っています。
 
 
河合隼雄さんは、こう言っていました。
 
クリエイティブというと、フロイトのように精神分析の体系をつくるとか、あるいはピカソのようにすごい絵を描くとか、そういうことばかり思われがちです。でも、「新しき創造」という点で言えば、私の人生というのはただ一つであって、絶対に他にはありません。だから、私が生きているということは、それ自体すごい創造をしていることなのではないかと思い当たりました。すべての人はみんなクリエイティブで、誰とも異なる人生を一瞬一瞬クリエイトしている。いろいろな選択肢の中のどれかを選んで、みんな生きているわけですから。「日本人」という病 (静山社文庫) 河合隼雄 

本当にその通りだと思います。自分もいっぱしのクリエイター。
まずは「自分の人生は自分でクリエイトしよう」と決意してみませんか?

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