Q:「雨」と聞いて、思い浮かぶ言葉を10個挙げてください。
雨音、雨漏り、五月雨、秋雨、春雨、雨やどり、暴風雨、雨傘、雨模様・・・私が思いついたのは、こんな感じです。
この質問から、あなたが情報をどのように取り入れるか(ものの見方)がわかります。
- 私のように、全部「雨」がつく単語が思い浮かんだ方:「感覚」
- 「遠足」「映画」「濡れる」のように、連想ゲームのように、関連すること、概念的な単語が思い浮かんだ方:「直感」
情報の取り入れ方の「利き手」は、直感?感覚?
前回同様、人の心の使われ方に着目した、MBTIという性格検査の4つの指標のうちのひとつです。あなたの「利き手」はどちらか、もう一度考えてみましょう。
「直感」(intuition)の特徴
- ものごとの全体像やイメージなどを通じて取り入れやすい人。
- 関係性やつながりに着目する。
- 関連付けて考える(展開させる、連想など)が好き。
- ひらめいたことを信頼する。
「感覚」(sensing)の特徴
- ものごとを五感を通じて取り入れやすい人。
- 事実そのものや実際に起きている情報を取り入れることを好む。(例えば、歩いていると、看板が目に入ってくるなど)
- 事実から離れると居心地が悪い。
- 実際に起きていることに着目する。
- 実際に経験したことをベースに考える。
私は「感覚」が「利き手」。改めて自分を見つめると、事実・現実・経験をとても重視していることがわかりました。空想、連想などは自分にとってあまり心地よくないと感じます。
自分らしく生きるために「利き手」を知ろう
これまで、MBTIの心の使い方の指標を二つ紹介しました。
- 心のエネルギーの方向は「外向」か「内向」か
- 情報の取り入れ方は「直感」か「感覚」か
心の「利き手」を使っているとき、「自分らしさ」を感じられるそうです。
それは、本来の自分の力を発揮しているからです。
自分らしく生きるためには、自分の心の「利き手」を使うことが大事なんですね。
「自分を知る」ための材料として、ぜひ自分の「利き手」を考えてみてください!